山行 関東

栃木 | 那須塩原でスノーシュー体験×大沼・小沼を巡る冬の絶景ツアー

2026-03-02

真っ青な空と新湯富士を大沼の上から

雲ひとつない、澄みきった冬空の日。塩原温泉ビジターセンター主催のスノーシューツアーに参加しました☃️

雪の上を歩くって、こんなに楽しいんだ

そう思えた一日。

ガイドの皆さんもあたたかくてアットホーム!まるで実家に帰ってきたような安心感がありました🥰

ツアー内容とコース

散策プログラム「ネイチャーウオーク スノーシュートレッキング」<スノーシュー自然散策プログラム>

起伏に富んだ冬の森、野生動物の気持ちになって、スノーシュートレッキング!

雪に覆われた森の中を、スノーシューで野生動物のように縦横無尽に歩いてみませんか? 樹木観察やスノーサファリを楽しみながら、冬の森をとことん楽しんでいただきます。

ネイチャーウオーク スノーシュートレッキング|塩原温泉ビジターセンター

ツアー時間 9:30-14:00

距離 3.1km

ツアーマップ

スノーシューツアーの集合場所へ

山の中の集合場所までは、スタッドレスタイヤを履いた車で向かいました。

ところが山に入ると、道はしっかり凍結。

坂の途中でタイヤが空転し、車が止まってしまいました…。

後ろから押そうとするものの、今度は自分の靴が滑って力が入らない。
そこでチェーンスパイクを装着。ようやく踏ん張れるようになり、なんとか脱出できました。

凍結の可能性がある道では、チェーンスパイクの携帯必須…と(メモメモ_φ(・_・)

その後は無事に集合場所の「大沼公園駐車場」に到着!

受付で当日の日付入りのキレンジャクの缶バッジと観察ブックをいただきました。

参加記念の缶バッジと観察ブック

スノーシューとスティックはレンタルもあります。

ガイドさんに手伝ってもらってスノーシューを履いているところ

ツアーメンバーとガイドさん全員で円になり、準備運動。

コースの説明を聞きながら、少しずつ気持ちも高まっていき、そしていよいよ出発!

一列に並び、雪の森の中へ入っていきました。

スノーシューでガイドを先頭に森に入っていく4名

スノーシューは滑りながら進むものだと思っていたら、意外と“普通に歩く”感覚で、まずそこに驚く…。

あたり一面ふかふかの新雪!その上を自由に歩けるなんて、なんとも贅沢。

森の中のたくさんの発見

どんどん森の奥へと進み、次の目的地「小沼」へ向かいます。

ガイドさんが「気になるものがあったら教えてくださいね」と声をかけてくれていたので、スノーシューを楽しみながらも、何か面白いものはないかなと目を凝らして歩きました。

花や緑はない季節。でもその分、樹木の違いに気づいたり、雪の上に落ちた自然の落とし物を見つけたり。

静かな森の中で、ひとつひとつを見つける時間がとても楽しかったです🤗

▼ 熊が木登りしたときの爪跡

熊が木をのぼるときに幹に引っ掛けた爪痕

どんだけ硬い爪なんだ…。

▼ つるあじさい(左)と、いわがらみ(右)の一部のドライフラワー

つるあじさいといわがらみのドライフラワー

つるあじさいのガクは4枚。それに対し、いわがらみのガクは1枚。

鹿が樹皮を食べた跡(鹿の食害)

鹿が樹皮を食べた跡

日本全国で、鹿が樹皮を食べる

植物が育たなくなる

土砂が崩れる

森が消えていく

そんな連鎖が各地で起きているそうです。
森の生態系を守ることの難しさを、改めて考えさせられました。

▼ ハリギリ(針桐)の樹皮

ハリキリの幹

樹皮の表面に多数の針。もたれかかりに注意!

秘密の遊び場、小沼

大沼より小さい、その名も「小沼」!

森の奥にあるせいか、どこか隠れ家のよう。見つけた人だけが楽しめる、秘密の遊び場みたいな場所でした。

小沼

小沼に着くと、ガイドさんは突然走り出し、

小沼で走る二人

ハートを描きはじめる。

雪の上を歩いてハートを描く

大人も童心に帰る、それが小沼!

巨大な雪の妖精もいるようです。

雪の妖精

塩原の名スポット、大沼

小沼でゆっくりランチ休憩をとり、再び出発。
ここまで来ると、スノーシューはすっかり体に馴染み、まるで自分の一部になったような感覚です。

針葉樹の林道を抜けた瞬間、視界が一気に開けました!
広く青い空と、真っ白な大きな雪のグラウンド。最終目的地の大沼に到着。

その先には、こんもりとした「新湯富士」(1184m)の姿も見えました。

大沼の向こうに新湯富士

小沼でたっぷり遊んだあとの大沼は、あまりにも雄大で、なんだか少し落ち着かないほど。

お部屋も狭いほうが落ち着くもんね

ツアーも後半になると、メンバー同士もすっかり打ち解け、みんなで雪だるま作り☃️
私は鼻担当。松ぼっくりを提供させていただきました。

雪だるまと立ち去るツアーメンバーの背中

みんなの立ち去る背中と、大沼にぽつんと残された雪だるま。その光景を見て、少しだけ寂しい気持ちになりました🥹

しあわせになるんだよ

大沼の周りはミズナラの木が多くて、その枝には、ヤドリギ(宿木)がたくさん寄生しています。

ヤドリギの実はレンジャクという野鳥の好物で、前日には群れが訪れていたそうです。

レンジャクは実を食べ、種と粘着成分を糞として排出します。その種が木に付着し、やがて芽を出すのだとか。

サステナブル〜

ヤドリギの実の粘りは、納豆と比べ物にならないくらい強い!

宿木の実を少し割って取り出した粘り成分

持ち帰って育ててもよいと了承をいただいたので、後日、友人宅の庭木に“種付け”してきました。

今のところ、まだ芽も根も出ていません。
種はカラカラに乾いていますが、強力な粘り成分のおかげで、しっかり枝にくっついています。

春になったら、何か変化があるかな

小さな楽しみが、ひとつ増えました。

ツアー最後の美味しいサービス

大沼を出発すると、GOALまではあっという間でした。

先に戻っていたガイドさんが「フォレストカフェ」を開いてくれていました。

いただいたホットアップルティーが、冷えた体にしみるおいしさでした。

枝で「フォレストカフェ」の文字を組んだ看板

まとめ

初めての那須塩原、そして初めてのスノーシュー。想像以上に濃くて、しっかり楽しい一日になりました!

雪の良し悪しを語れるほどの経験はありませんが、サラサラでフカフカの感触に、ただただ「いい雪だった」と言いたくなります。

冬の静かな森を歩き、思いきり自然で遊んだあとは、上質な温泉でゆっくり体を温める。

塩原は、季節を変えて何度も来たくなる場所だと感じました。

次は、新緑の季節に新湯富士へ!また違う表情の塩原に会いに行きたいと思います。

  • この記事を書いた人

まーや

40代女性|会社員|週末に関東近郊の日帰り登山、たまに遠征登山に行きます。 温泉が好き。お酒をたしなみます。 キャンプ、ロードバイクもします。

-山行, 関東